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暮らしの道具

工房アイザワの純銅製カトラリーをつかってみました。

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以前から気になっていた、工房アイザワの純銅洋食器・銀仕上げカトラリーを購入しました!

工房アイザワ

金属製洋食器の生産では世界的なシェアを誇る工業都市、新潟県燕市に社屋をかまえる、大正11年創業の老舗道具店。
大正中期から伝わる、手廻し機械と手仕事を併用したものづくりの製法を大切にしながら、使い手のニーズに合わせ、
柔軟に変化対応を重ねた商品を生み出しています。美しさと使いやすさを心がけつつ、日々の生活になじむ道具をひとつひとつ丁寧につくっています。

(cotogotoウェブサイトより)

 

今回はcotogotoというネットショップで買いました。cotogotoさんは、台所用品や器などのセレクトショップで、高円寺に実店舗もあるようです。

同じシリーズのカトラリーは楽天でも買えます。

 

今回、私が購入したのはデザートナイフ、デザートフォーク、デミタススプーン、バターナイフです。

ちなみに「デザートナイフ」「デザートフォーク」という名前は、え?デザート専用?と思ったのですが、一般にカトラリーでメイン料理用の大きめの「ディナーナイフ」「ディナーフォーク」に対して、少し小さめサイズのものを「デザートナイフ」「デザートフォーク」と言うみたいです(もともとはデザート用に作られたサイズなのかもしれません)。

常識なのかもしれませんが、わたくし、お恥ずかしながら知りませんでした。ナイフやフォークって種類がいっぱいあって、難しいですね(日本人は箸一本なのに!!)。

本体部分は純銅で出来ていて、銀色の部分は銀メッキが施されています。持ち手の先の一部だけ、銅が露出しているデザインです。

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ナイフとフォークの使い心地

さっそく、ナイフとフォークから使ってみました!

四角い持ち手がおもったよりしっかりしていて、重さもずっしりあります

重さはずっしりありますが、デザートフォーク、デザートナイフという商品名どおり、ちょっと小ぶりなので、サイズ感は女性にもちょうどいい感じです。

すみません、ピントがうまく合いませんでしたが(笑)、柄の裏には、「純銅 工房アイザワ JAPAN」と刻印が入っています。

正直、デミタススプーンなどの小さいカトラリーは、「かわいらしい!」という印象でしたが、フォークとナイフは四角いフォルムが工業製品ぽく、やぼったいというか、人によっては魅力が分からないかもしれません。私も小さいカトラリーの方は以前見たことあったけど、ナイフ、フォークの方は初めて手にとって、最初は正直、「?」という感じでした(笑)

でも見ているうちに、このやぼったい感じが素朴というか、昔の給食に出てきそうなレトロな雰囲気、というんでしょうか。エレガントでもかっこよくもないけど、愛らしい印象です。

さっそく、朝食の目玉焼きを食べてみます。

お皿と並べるとこんな感じ。素朴な雰囲気のカトラリーなので、焼き物のお皿とも合います。ちょっとカクカクしていて工業製品ぽいので、ホーローのお皿などとも、相性が良いかもしれません。

うーん、ナイフはちょっと切りづらいです。目玉焼きなどの柔らかいものは問題ないけど、カリカリのベーコンはちょっと切りづらかったです。ナイフの厚さがちょっと厚めで、あまり鋭くないようです。

「デザートナイフ」なので、お肉をがっつり切るよりは、パンケーキやフレンチトーストを食べるのにちょううどいいかもしれません。

フォークの方は問題なし。使いやすさはまずまず、といったところです。

機能性よりも、このフォルムや銅の質感を楽しむ、気分を楽しむカトラリーという感じでしょうか。個人的に、カトラリーはちょっとアクセサリー的な存在感もあると思っているので、それでも悪くないと思います。

それで、実はこのナイフとフォーク、このあとすぐに変色してしまい、「ぎゃー!!」という出来事が(笑)。それについては、他の記事で詳しく書きたいと思います。

 

デミタススプーンの落とし穴

一緒に購入したデミタススプーンも使ってみました。

このシリーズはとくに、デミタススプーンやバターナイフなど、小さいカトラリーがめちゃくちゃ可愛いです。一番始めにこのカトラリーを知ったときも、このデミタススプーンに一目惚れしました。

 

ちっちゃいのに、ちゃんと刻印が入っていて、愛らしいです。

写真を載せて気づいたのですが、こちらには「工房アイザワ」ではなく、なぜか「BOXER JAPAN」と入っていますね。

私は飲み物を混ぜるときに使ってみましたが、大変なことに気づきました。。。

それは、熱い飲み物にスプーンを入れてしばらくたつと、スプーンの柄がものすごく熱くなります!!熱くてスプーンが持てなくて、慌ててコップからつまみ出してしまいました。(笑)

そうです、銅は熱伝導率がとても高いため、飲み物の熱をすぐ伝えてしまうのです。

このことをショップにたずねてみたところ、

「おっしゃるとおり、銅や銀は熱伝導率が高いため、飲み物によってはお砂糖を混ぜたあと、すぐに取り出して頂く必要がございます」

とのこと。

いや、そうですよね…(^_^;) それがデミタススプーンやティースプーンの本来の使い方ですよね。

でも!!言わせてください!!

私は、ティースプーンでお砂糖を混ぜたらスプーンを取り出してソーサーにおく、というような優雅な暮らしを、残念ながらしておりません!!飲み物は全部マグカップで飲むし、ココアとかはスプーンを入れたまま、ダラダラと混ぜながら飲むのが好きなのです!!(泣)

なのでこのことには、理解はしつつも、ちょっとショックでした。。。

でもしばらくして、もしや!!と思い、このデミタススプーンでアイスクリームを食べてみました。スプーンがちっちゃくて食べづらかったですが(笑)、アイスクリームを食べ始めると、スプーンがすぐにひんやりとして、とっても気持ち良く食べられました。

たしかに、おしゃれな喫茶店とかでアイスコーヒーを頼むと、きれいな銅のカップに入れてくれるときがありますよね!

こんなやつ↓

 

銅のカップに入った冷たい飲み物は、氷が溶けにくく、いつまでもひんやりとしていて美味しく飲めます。同食器はもしかしたら、冷たい食べ物に使ったほうが、良さが分かるのかもしれません。

実は同じシリーズで、クリームスプーンやソーダスプーンのラインナップもあり、「そっちだったか!!」とちょっと後悔(笑)。これから暑くなるし、クリームスプーンも買おうかしら。

 

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ちなみにバターナイフは?

バターナイフの方は、まだ出番がなく、実際に使ってはいないのですが、やはりデミタススプーンと同じく、とっても可愛らしいサイズ感です。

ただ、デザートナイフもそうだったのですが、ナイフにしてはちょっと厚みがあり、あまり鋭くありません。側面もぽってりとした感じです。バターやマーガリンを塗る用なら、充分かもしれませんね。

 

まとめ

工房アイザワの純銅カトラリーの特徴は、

  • 銅と銀の経年変化を楽しめる
  • カクカクした可愛らしいデザイン
  • 熱伝導率が良すぎる
  • 冷たいものに使うと本領を発揮!?

といったことが言えそうです。

経年変化については、これから使っていくのが楽しみです。熱伝導率が良すぎるのは、熱いものを飲むときなどはちょっと注意が必要かもしれません(笑)

ちなみに、銀の変色と手入れについて、お店の人に聞いたので、また記事にしたいと思います。

長く大事につかって、自分だけの味わいを楽しんでいきたいと思いました。

 

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