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キャンプ

3月後半、大岳キャンプ場で車中泊・初心者カップルのキャンプレポート

投稿日:2019年4月6日 更新日:

2019年3月30日(土)~31日(日)で大岳キャンプ場に行ってきました。キャンプ2回めの初心者、カップルでの車中泊デュオキャンプです。今回のキャンプの様子をレポートしたいと思います。

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まず、大岳キャンプ場を選んだ理由は、

・東京から1時間ちょっとで行ける
・人が少なくて静かに過ごせそう
・自然を満喫できる場所
・車の乗り入れが出来る(車中泊なので)
・直火がOK
・高規格ではないが、トイレが水洗でキレイという口コミを見た

という感じです。
5日ほど前に電話で予約すると、「その日は空いていますよ」とのことで、静かに過ごせると期待しつつ、当日を迎えました。

場所は都内の自宅からは車で1時間半ほど。
大岳キャンプ場は大岳鍾乳洞が受付なので、大岳鍾乳洞へ向かいます。

途中、石場のような場所にある木材で出来たトンネルを抜けるので、心配になりますが、ここは事前にネットで情報を得ていたので、勇気を出して進みます。

無事に到着。
こちらが大岳鍾乳洞の受付です。

さっそく受付を済ませます。

キャンプの料金表はこちら。

テント、タープなどは申告制で、それぞれ1張ごと、また車1台ごとに料金がかかるシステム。

実は私たち、キャンプ超初心者で、テントなし、寝袋なし、タープなしの車中泊のみでのキャンプ決行なのです(これで2回目)。

だからかかった料金は、

入場料500円×2名=1000円
車 1台=1,000円
合計 2,000円

2人で1泊2,000円って、安っ!

ちなみに薪は1束500円、炭は3kgで1,000円で販売していました。両方とも購入。

薪はたっぷりあった上によく乾燥していて、私たちは2人で一晩&翌朝も使って少し余るくらいでした。

ちなみに炭は、安くない割にペラペラで薄っぺらく、ボロボロと崩れる感じのものだったので、あまりおすすめしません。薪のほうはおすすめです。

チェックインは12:00〜、チェックアウトは10:00までです。

キャンプ場は受付からそれぞれ300m上がった先に上流サイト、200m手前に下流サイトがあります。この日は空いていたためか、受付の際には特に聞かれず上流サイトを案内されました。もともと上流サイトを選ぶ予定だったのでOKです。ちなみに下流サイトにはトイレが無くて、トイレの度に受付まで戻る必要があるみたいです。

車を少し走らせて、サイトに到着。

サイトは川辺なので縦に長く、中央に炊事場があり、そこからかかっている橋を挟んで上の写真が右側、下の写真が左側です。

この日は私たちの他に3組ほど来ていました。

一番下の方に1ヶ所だけ屋根のある場所があります。実はこの日、このあと結構な雨に振られ、テントもタープもない私たちはこの屋根に命を救われたのでした(笑)(日中は他のデイキャンプのお客さんが使っていました)

炊事場は川を挟んで手前側にあります。シンクがとってもキレイ。よく掃除されていました。

生水みたいで、そのままでは飲料不可。私達は料理に使いました。ちなみに、当然ですがお湯は出ません。

↓かわいい手洗い場もありましたが、水が出ません。飾りか?それともシーズンオフだからか?

↓気になるトイレはこんな感じ。キレイ…っていうか、だいぶ可愛い(笑)。ハンドメイド感のあるかわいいトイレです。水洗だし、こちらもとてもキレイでした。

直火がOKなので、早速、石でかまどを組んで焚き火の準備をします。事前に、「石がゴロゴロある」との情報を得ていましたが、実際に石がゴロゴロした川沿いは斜面が急なので、降りていくのは難しい。サイト部分はキレイに整っているので石が少なく、かまどにちょうど良い石を探すのに少しかかりました。

網を乗せて平行を確認したら、完成。

さっそくご飯の準備…と思ったのですが、川辺なので少し風があり、しかも渓流沿いで湿気があったのも手伝って、キャンプ初心者の私ではなかなか火がつかない。焚付の小枝を探そうと思っても、川辺の植物のほとんどが湿っているのです。

そうこうしているうちに、お腹を空かせた相方がブチギレ(笑)、普通にバーナーとジェル状着火剤でなんとか火をつけました。

炭火で焼いたお肉は、やっぱり美味しい。

しかし、ほっとしたのもつかの間。何かがぽつぽつ…あれ?

雨が降ってきました!!

やばい。うちらテントもタープもないよ!しかも思っきりビニールシートに荷物広げちゃったよ!しかも初心者あるあるでムダに荷物が多いよ!(笑)

とりあえず、デイキャンプのお客さんが帰った屋根の下へ大移動。かまども組み直して、仕切り直しました。

屋根のある部分はけっこう広く、4〜5人用のテントが張れそうなくらいでした。簡易的なベンチもありますが、傾斜があるのでそこで作業をするには工夫がいるかも。

というか、はじめポツポツだった雨も、夜になるにつれて本降りに。屋根があるおかげで本当に助かりました。

ちなみに焚き火は、雨がかかるかかからないかぐらいの屋根の端のほうで。天井も高かったので、雨の中でも焚き火を続けられました。助かった〜。

ちなみに、雨のときにビニールシートで簡易タープを作ろうとしてベグを打とうとしましたが、地面が固くてペグが全く入らない!!他のキャンパーさんたちはどうやってテントを張っていたのか、気になります。

雨の中、なんとか夜をしのぎ、翌朝のようす。

昨日の夜に焚き火で作ったポトフを温め、ホットドッグを焼いて朝食にしました。

チェックアウトしたあと、せっかくなので大岳鍾乳洞の見学に。入場料は大人600円、小中学生400円、3歳以上の幼児は200円です。

ところがこの洞窟、けっこうガチな洞窟です。受付でヘルメットを貸してくれるのですが、足場の危ないところや、天井の低い場所がかなりあって、足腰の弱い人には辛いかも。しかも1周して回るのに小1時間くらいかかります。思った以上に運動になりました。

ちなみに上流サイトをさらに少し先に行くと、秋川渓谷の散策コースがあります。川沿いが気持ち良くて、そちらもおすすめ。てか、個人的には洞窟よりもそちらがおすすめ(笑)

散策をしたあとは秋川渓谷瀬音の湯でひと風呂。前日の天気が悪かったせいか、かなり混んでいました。けれど浴室も広かったので、わりとゆっくりできました。露天もあって、いい感じです。ちょっとお湯がカルキ臭い。入湯料は大人900円で3時間まで入れます。

外には無料で入れる足湯もあって、大人気でした。食事も出来て、コテージもあるみたいだし、泊まりでも来てみたいです。

火がつかなかったり、雨に降られたりと色々あった今回のキャンプ。でも確実に経験値は上がりました(たぶん)!
大岳キャンプ場は都心から近いのに、自然もあり、静かに過ごせていいところです。夏にはホタルも見られるそう。また季節を変えて来てみたいと思いました。

とりあえず、テントを買うぞ!(笑)

大岳キャンプ場 公式サイト

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