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二十四節気

2020年・春の旧暦カレンダー(二十四節気七十二候)

投稿日:2017年1月4日 更新日:

ume189

2月〜4月の終わりまでが旧暦での「春」にあたります。かつては2月の立春の日を一年の始まりとしていました。

二十四節気というのは、春分、夏至、秋分、冬至などを含めた旧暦の呼び方で、3週間ごとに区切って季節の変化を名付け、1年を24の暦に分けたものです。

七十二候というのはそれより更に細かく、二十四節気のそれぞれをさらに初候・次候・末候の3つに分けたものです。すべて合わせると1年で72の呼び名があります。

それでは、春の二十四節気・七十二候をご紹介します。

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2020年・春の旧暦一覧(二十四節気)

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/siawasenazikann/11250668.html

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/siawasenazikann/11250668.html

立春(りっしゅん)

(新暦では2月4日〜18日ごろ)

暖かい春風が吹いて、川や湖の水が解け出す。初めて春の兆しが現れてくるころを立春といいます。

この季節になって最初に吹く南よりの強い風が「春一番」です。
旧暦の七十二候ではこの季節から新年が始まるとされました(旧正月)

*2020年立春は2月4日

初候・東風凍を解く(とうふうこおりをとく)

暖かい春風が、川や湖の氷を溶かすころです。旧暦での新年のはじまりです。
(2月4日〜8日ごろ)

次候・黄鶯睍睆く(うぐいすなく)

春の到来を告げる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころです。
(2月9日〜13日ごろ)

 

末候・魚氷に上る(うおこおりにあがる)

暖かくなって湖や川の氷が溶け、活動を始めた魚が跳ね上がります。
(2月14日〜18日ごろ)

雨水(うすい)

(新暦では2月19日〜3月4日ごろ)

雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が溶け出すころのことです。かつては農耕の準備を始める目安とされてきました。

ちょうど季節の変わり目で、寒い日が三日続いたあと、暖かい日が4日続く。
「三寒四温(さんかんしおん)」と呼ばれる気候はこのころです。

*2020年雨水は2月19日

初候・土脉潤起(どみゃくうるおいおこる)

早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地が水を吸ってうるおいめざめるころです。
(2月19日〜23日ごろ)

次候・霞始靆(かすみはじめてたなびく)

春霞がたなびき、遠い山々の眺めに趣が加わるころです。
(2月24日〜28日ごろ)

末候・草木萌え動く(そうもくもえうごく)

次第に暖かくなる陽射しの中、冬のあいだ眠っていた草木が芽吹きはじめます。
(3月1日〜4日ごろ)

啓蟄(けいちつ)

(新暦では3月5日〜19日ごろ)

「啓」には「開く、解放する」、「蟄」には土の中で冬ごもりをしている虫」という意味があります。陽気に誘われて土の中の虫が動き出す。この時期を啓蟄(けいちつ)と言います。

桃やすみれなど春の花が咲き始め、一雨ごとに春になる気配を感じる季節です。

*2020年啓蟄は3月5日

初候・蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)

冬ごもりしていた虫たちが巣から出て活動し始めるころ。生き物たちが目覚める季節です。
(3月5日〜9日ごろ)

次候・桃始めて笑う(ももはじめてわらう)

桃のつぼみがほころび、花が咲き始めるころです。
(3月10日〜14日ごろ)

末候・菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)

冬を過ごしたさなぎが羽化して、蝶となって羽ばたくころ。
(3月15日〜19日ごろ)

春分(しゅんぶん)

(新暦では3月20日〜4月3日ごろ)

春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のことです。昼と夜がちょうど同じ長さになるこの時期は二十四節気の大きな節目のひとつです。

また、春分を中日にした前後7日間は春のお彼岸で、春分の日を「彼岸の中日」とも呼びます。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、寒さが和らぎだんだん過ごしやすい気候になってくる時期です。

*2020年春分は3月20日

初候・雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)

雀が枯れ草などで巣をつくり始める頃。新しい命を育む準備がはじまります。
(3月20日〜24日ごろ)

次候・桜始めて開く(さくらはじめてひらく)

その春に初めて桜の花が開き始めるころ。いよいよ春本番です。
(3月25日〜29日ごろ)

末候・雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)

春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころ。春の雨を呼ぶ兆しとして、喜ばれました。
(3月30日〜4月3日ごろ)

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清明(せいめい)

(新暦では4月4日〜19日ごろ)

清明(せいめい)とは、その字の通り、全てのものが清らかで生き生きとするころのことです。

桜が満開となり、ツバメがやってきて春爛漫の季節。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝きます。
沖縄では「清明祭(しーみー)」と呼んでこの時期を祝います。

*2020年清明は4月4日

初候・玄鳥至る(つばめきたる)

暖かくなると、海を渡ってつばめが南から帰ってきます。軒下にまた元気な雛を見られるかもしれません。

(4月4日〜4月8日ごろ)

次候・鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)

ツバメがやってくるのと入替えに、冬を過ごしていた雁が北へ帰っていきます。夏場をシベリアで過ごし、また秋には日本へ渡ってきます。

(4月9日〜4月13日ごろ)

末候・虹始めて見る(にじはじめて見る)

雨上がりの空にはじめて虹がかかるころ。空気の湿度が増し、これから夏にかけて雨上がりに虹が多く見られる季節です。

(4月14日〜4月19日ごろ)

穀雨(こくう)

(新暦では4月20日〜5月4日ごろ)

春の最後の節気で、春の雨が百穀を潤すという意味を持っています。
雨で湿った田畑は穀物の種をまくシーズン。そのため、秋に収穫するための田畑の準備の目安とされました。

日差しもだんだんと強くなり始めます。この季節の終わりには、夏のはじまりを告げる八十八夜が訪れます。

*2020年穀雨は4月19日

初候・葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)

水辺の葦が、芽を吹きはじめるころ。夏にかけてぐんぐんと背を伸ばします。

(4月20日〜4月24日ごろ)

次候・霜止んで苗出ず(しもやんでなえいず)

地面を覆っていた霜がとれ、健やかに苗が育ちはじめるころ。

(4月25日〜4月29日ごろ)

末候・牡丹華さく(ぼたんはなさく)

大きな牡丹の花が咲き始めるころ。華やかな牡丹は中国では花の王といわれています。

(4月30日〜5月4日ごろ)

まとめ

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2020年の春の旧暦の日をまとめると、

  • 立春(りっしゅん)・2月4日
  • 雨水(うすい)・2月19日
  • 啓蟄(けいちつ)・3月5日
  • 春分(しゅんぶん)・3月20日
  • 清明(せいめい)・4月4日
  • 穀雨(こくう)・4月19日

となります。

氷が解け始めたり、虫たちが動き始めるなんて、都会ではなかなか感じられないかもしれません。けれど旧暦を知ると、身近な草花や鳥の声、空気の匂いなどに細やかな季節を感じられる気がしませんか?

それにしても、2月に春が始まり、4月で終わってしまうなんてなんだかあっという間ですね。けれど、そんな短い春の期間だからこそ、季節を存分に味わって過ごしたいです。

以上、春の旧暦一覧でした。

(参考文献)

2020年・夏の旧暦一覧(二十四節気七十二候)
2019年・秋の旧暦一覧(二十四節気七十二候)
2019年・2020年・冬の旧暦一覧(二十四節気七十二候)

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