土鍋で炊いたご飯って、ふっくらしてとても美味しいですよね!しかも土鍋で炊くと冷めても味が落ちません。
でも土鍋で炊くのは面倒くさい、火加減が難しそう、というイメージはありませんか?実はちょっとしたコツで本当に簡単に炊けちゃうんです。私はこれをマスターして以来、ほぼ失敗したことがありません。
今回は、そんな簡単な土鍋ご飯の炊き方をお伝えしたいと思います。
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1、土鍋のサイズとお米の量
私が使っているのは直径19cm、深さ7cmほどの1人用の6号土鍋です。炊飯用の鍋ではなく、スーパーなどで売っている普通のやつ。1600円くらいで買えるみたいです。
この土鍋だと1.5合までは余裕を持って炊けます。2合もやってみたことがありますが、ちょっと吹きこぼれて大変です。炊くお米はお鍋の深さの3分の1までくらいが適量かと思います。
POINT
・お鍋の深さには余裕を持って
深めの炊飯用のお鍋なら、吹きこぼれしにくいと思います↓
2、30分前にお米を洗う
土鍋で炊くお米は事前に水に浸すのが必須です。
少なくとも30分前にはお米を洗いましょう。お米を洗ったらざるに上げてそのまま放置してOK。浸水はお米についた水分で十分なのだそうです。
ちなみに、土鍋の中で浸水しておくと、火をつけたときにお鍋が割れやすいので、ザルにあげるか、ボウルなどに置いておくのがいいと思います。
POINT
30分前にはお米を洗っておく
3、お米とお水の量
お水の量ですが、ずばり1合に対して1カップです。他レシピでは1合に対して210〜220ccとなっていますが、何度も試した結果、1カップちょうどで炊くのがベタつかず、失敗しにくいと思いました。
但し、使うお鍋や好みにもよると思いますので、色々試してみてください。
POINT
お水はお米1合に対して1カップ(200cc)
4、沸騰するまで火にかける
お米とお水を土鍋に入れてフタをしたら、いよいよ炊き始めます。
最初は強めの中火で、水が沸騰するまで火にかけます。沸騰したらすぐに、弱火にします。
このとき、フタから勢いよく湯気がでてきたり、吹きこぼれたりします。そのときは落ち着いてフタを一回外し、弱火にすると吹きこぼれが落ち着きます。
フタをしたままだと沸騰したかどうか分かりづらいときは、開けてみても大丈夫です。
POINT
はじめは中火、沸騰したら弱火
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5、弱火で約15分炊く
沸騰したら弱火にして、フタをしたまま10〜15分ほど炊きます。
ちなみに「はじめチョロチョロ、中パッパ」と言いますが、そのとおり、お鍋の中がパッパ(というかプツプツ?)と音がしてきたら火を止めるのですが、ぶっちゃけ良く分からないですよね?
なので、途中でフタを開けてもOKです。弱火で10分くらい炊いたら一度フタを開けてみて、水分がほとんど無くなっていたら火を止めます。見た目は、ちょっと水っぽいご飯の状態です。
POINT
水分が無くなったら火を止める
6、15分蒸らす
火を止めたらフタをしたまま15分ほど放置。
土鍋自体に保温効果があるので、予熱で蒸らします。しっかり蒸らすことでご飯がべちゃっとならず、ふっくらします。部屋が寒いときはタオルなどで土鍋をくるんでも良いです。
このときはフタを開けずにガマンして、必ずしっかりと蒸らしてください。
POINT
火を止めても15分ガマン!しっかり蒸らす
7、できあがり
15分ほどしっかりと蒸らしたら、フタを開けて中をかき混ぜてください。ほかほかご飯の完成です。
浸水する時間を除くと、約30分ほどで炊けてしまいます。もしかしたら炊飯器より早いかも!?
ちなみに、土鍋で炊いたご飯を残して土鍋に入れたままにしておくと、冷めても美味しく頂けます。土鍋自体が湿度を調節してくれるからです。でも、早めに頂きましょう。
【おまけ】おこげの付け方
ご飯を炊くのに慣れてきたら、おこげをつけてみましょう。
やり方は簡単です。5の弱火で15分炊いたあと、火を止める直前に強火で30秒〜1分だけ加熱してから火を止めます。
加熱する時間はつけたいおこげの具合にもよるので、焦げないよう注意しながら試してみてください。
そのあとしっかり蒸らすのは同じです。蒸らすことでおこげがお鍋にくっつかず、剥がしやすくなります。
まとめ
土鍋で上手にお米を炊くポイントをまとめると、
1、30分前にはお米を洗っておく
2、お水はお米1合に対して1カップ(200cc)
3、はじめは中火、沸騰したら弱火
4、水分が無くなったら火を止める
5、火を止めても15分ガマン!しっかり蒸らす
という感じです。
火にかけるときは、厳密に時間を測ったりしなくても、沸騰したら、水分が無くなったら、という火を変えるタイミングさえ分かっていれば、ほぼ失敗しないと思います。
あとは事前の浸水と最後の蒸らしをしっかり行ってください!
ご飯好きのみなさま、ぜひおいしい土鍋ご飯を作ってみてくださいね!
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